部活の先輩が吉本芸人になっていた。

こんにちは。

凄く眠いことで有名なぽかり氏です。


寝る前に、何か考え事をしてしまうことってありますよね。

こないだ、寝る前にふと小学校の担任の先生のことを思い出していたんです。

その詳細は大して面白くない上に長いので割愛しますが、凄く気になってネットで名前を検索しました。

すると、Facebookに先生本人のアカウントが残っていました。
更新は2年前で止まっていましたが。

凄い時代です。
なんとなく思い出した人の写真や過去が、検索すれば出てくるんですからね。


そうして、完全に寝ることを忘れた俺はInstagramで暇つぶしに同級生のアカウントを探すことにしました。

同級生の女のアカウントを見つけたら顔写真が載ってるかもしれないという下心も、それはそれは大いにありました。


そうして調べているうちに、知っている名前を見つけました。


中学校の卓球部の先輩の名前だったのですが、カタカナの造語らしき単語が名前の前についていました。


すぐにピンと来ました。まさか!と思いました。


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そう、芸人デビューしていたのです。

Twitterの自己紹介欄に書いてありました。


ここで名前を出してもいいかと考えたんですが、自分が特定されたら怖いので一応伏せておきます。


その先輩はNSCという吉本の養成所に入り、芸歴1年目の芸人になっていたのです。


思い返してみれば、確かにその先輩は面白い人でした。



中学に入るとまず部活動見学ってありますよね。

俺は友達に誘われて卓球部を見に行きました。


そしたら、その先輩が友人と3人で肩を組んで

「アイラービュ〜!ベイ〜ベ〜!ふくし〜ま!アイニージュ〜!ベイ〜ベ〜!ふくし〜ま〜!」と歌っていたのです。


新入部員勧誘のために歌っていたわけではありません。
ただただ練習をサボって歌っていたのです。

ちなみにこの曲は福島県民にはお馴染みの曲です。


俺はそれを見て「絶対ここに入ろう」と決めました。


卓球とか知らんけど、とにかくこの部活は絶対楽しいだろ!と思いました。
実際めちゃくちゃ楽しかったです。

その先輩と何を喋ったかあんまり覚えてませんが、とにかくお調子者でした。


サッカーを習っていて結構強いのに、何故か卓球部に入っていて、全然練習しないのにそこそこ卓球が強い変な人でした。


ちなみに、その先輩は高校も一緒でした。

新入生歓迎会的な集会で、その先輩はオードリーをパクった漫才をやってました。

内容は忘れましたが、出てきていきなり「おっぱい」と言ったことだけ覚えています。

俺は爆笑でしたね。


ちなみに高校でその先輩と関わることは皆無でした。その程度の関係でした。

その先輩は成績はよくなかったと思うんですが、指定校推薦でMARCHに行って、無事卒業したらしいです。そしてそのままNSCに入ったんですね。


ちなみに先輩はコンビを組んでいて、ボケ担当。
相方さんは2つ歳上の大卒で、同じく芸歴1年目だそうです。

ちなみに先輩のコンビのYouTubeチャンネルがあって、2ヶ月前に投稿された動画が1本だけあったので見てみました。


このチャンネルではこんな企画をやります!という動画だったんですが、残念ながらその動画はそこまで面白くはありませんでしたね。

でも、相方さんが何とか良い間で、良いフレーズでツッコミを入れようとしているのが伝わってきてよかったです。(めっちゃ上から目線)


コメントが1件来てて、「面白くはなさそうだけど2人とも顔がいいから見るかも!」と言われていました。

さっそく顔ファンを獲得するとは驚きです。


肝心のネタを見てみたかったんですが、YouTubeに載っていなかったので残念です。

でも、吉本の若手限定のお笑いライブには出ているそうです。


今の時代、YouTubeSNSから知名度をあげることも出来るので、そちらも是非頑張って欲しいですね。

賞レースに出ているのか確認してみました。

キングオブコントは1回戦で落ちてしまったようです。
「一族に伝わる杖」というコントをやったそうです。
ちょっと面白そうなのが腹立ちますね。


M-1グランプリにもエントリーしているようです。

芸歴&結成1年目で今年の1回戦を突破したらかなり凄いですね。


話は突然変わりますが、松本人志が著書『遺書』で、面白いやつの3要素を言っていました。

「貧乏・女好き・根暗」です。

貧乏だと遊ぶために想像力が身につく。
女好きだと口が達者になる。

そして、明るい人間は「面白い」ではなく「楽しい」人になってしまう。
だから、ただ賑やかな人よりも根暗な人間の方が、面白いことを言う。


これが絶対に正しいとは言いませんが、先輩は「根暗」とは真逆の人間です。
クラスどころか、学校イチのお調子者でした。

正直、個人的に先輩が面白いネタをやるイメージはあまり湧きません。

漫才やコントへの情熱や、お笑いの研究がどれくらい出来ているのかが疑問です。

「楽しそう、面白いことがしたい」という大学生のノリで芸人になってしまったんじゃないかと思っています。(めちゃくちゃ失礼)


正直、現時点ではただのいちお笑いファンの俺の方が芸人に向いているのではないかと思います。

バンジージャンプを飛べないので絶対に芸人にはなりませんが。


厳しいというか、失礼なことを言ってしまいましたが、先輩は一般レベルでいえば面白い人ではあります。

舞台度胸は俺なんかより絶対にあるはずです。

もし先輩が有名になったら⋯いや、M-1の3回戦に進めたら、実際に劇場にネタを見に行きたいですね。


せっかく指定校でMARCH卒という学歴を手に入れたのに、NSCという険しすぎる道を選んでしまった先輩を応援しています。


応援しつつ、心のどこかで「いったい何年続くんだろうな」と思ってます。


芸人は本当に大変な仕事です。

芸歴5年くらいで少しでも日の目を見ることが出来ればかなり上出来、10年経っても売れないこともザラです。
面白いのに長年全く売れていない芸人はいくらでもいます。

でも、そんなヤバい職業に身を置いて夢を追いかけている姿は少し羨ましいというか、カッコいいような気もします。

俺も、小学生の頃に自分でコントを書いてクラスのみんなの前でやってました。

今でも漫才やコントを作って人前でやってみたいなという気持ちが少しあります。


とにかく先輩には、NSCでたくさんお笑いの勉強をして頑張って欲しいですね。



先輩の人生に、幸あれ。







おっぱい。