「レトルトの方が美味しい」と言われた母【賛否両論】

どうもどうも。

どうやら、いまTwitterで賛否両論を巻き起こしているツイートがあるようで。

それが以下のようなツイート。(原文ママ)


「8年間毎日毎日ご飯を作り続けた我が子にお母さんの作るご飯よりスーパーのレトルトや惣菜の方が美味しいとのお言葉をいただいたので、もう無理して美味しくないご飯食べなくていいよ、毎日350円あげるから明日からスーパーで晩ご飯買っておいでねって優しく言った。8年間お疲れ様でした」


これに対して擁護派は
「子どもにそんなことを言われたら傷つく」
「いい躾になるんじゃないか」

批判派は
「子ども相手に親が取る態度ではない」
「しかもツイートのネタにして酷い親だ」
「ネグレクトではないか」
「子どもを彼氏だと思っているのか、幼稚な」
「料理の腕を磨けばいいだろ」

といった感じ。
批判派の方がだいぶ多い様子。


これに対して思うことを書こうと思う。



確かに最初見た時は、親としてよくない態度だなとは思った。

ただ、批判派の意見の中に「親だったら子どもに料理の大変さだとか色々を冷静に教えてやらないとダメだろ」みたいな意見があった。

それはどうだろうか。


なんというか、「親に求めすぎじゃね?」と思った。

親は教師ではない。

いくら自分が産んだ子どもだろうと、常に子どもに対して正しい態度を取り続けることが出来るだろうか。

というか、親ってそんなに完璧なものだろうか。


個人的な話になるが、俺の母親は決して完璧ではなかった。

もう3年前に亡くなったが、結構特殊な人で、俺が中学生だった頃ぐらいから精神的に不安定だった。


俺はおばあちゃんっ子なので祖母に育てられたようなものだが、祖母も昔は理不尽に俺を怒ったり、俺の親の悪口を言ったりとまぁ⋯そんな感じだった。


だから、このツイート主の母親としての子どもへの対応は決して褒められたものではないが、そんなに世間からバッシングされるほどのことでもないと思う。

この対応が虐待にまで至るとはあまり思えない。
(もちろん程度によるが)

「優しく言った」「子どもに350円を渡した」と書いてある。

本当だとすれば、まだネグレクトではないし、子どもに暴言や暴力を浴びせてはいない。


この対応が子どもの為になっているのか、教育として正しいのかは、少なくとも文面だけからでは分からない。

ただ、あれほどバッシングを受けるほどの内容ではないと思う。

強いて問題点をあげるとすれば、子どもが8歳という幼い年齢であることだ。

もし子どもが中学生だったとしたら、ほとんど問題は無かったと思う。絶対に批判の数は激減していただろう。

350円を渡された8歳の子どもが、自分の発言で母親を傷つけてしまったことに気づくことが出来るかどうか⋯。
母親はいつまでも350円を渡し続けるのか。


仮に、本当にこれっきり母親が料理を作らなくなって、子どもが350円で惣菜を買う生活が続いたらどうだろう。

それはさすがに問題だろう。

ただ、それでも

母親の手料理を食べずに育ってしまった
=母親の愛情を受けずに育ってしまった

とは言いきれないし、母親が料理を作らない家庭なんていくらでもあると思う。


つまり俺が言いたいのは「理想の母親像を求めすぎじゃないか」ということだ。


もしかしたら、俺がズレているのかも分からない。

他の一般家庭の母親は凄く優しくて教育も上手いのかもしれない。それが普通なのかもしれない。



ただ1つ言えるのは「お前が料理の腕をあげればいいだろ」という意見は絶対にヤバい。

それを他人に言ってしまうお前が、子どもの教育をどうこう言えると思うな。




なんか書いててよく分かんなくなってきた。

言ってること、支離滅裂かもしれない。

早めに終わっとこ。