いよいよM1グランプリ決勝!

まるで自分が参戦するかのようなタイトルですが、残念ながら自分は出ません。

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どうも、挨拶が遅れました。

アカウントがロックされて出直すハメになったぽかり氏です。

新しいアカウントは @pocari_c です。
フォローよろしくお願いします。

M1グランプリの敗者復活戦と決勝戦がいよいよ明日です!!!

お笑い好きの方はもちろん、普段そんなにお笑いを見ない人も、この大会は見るんじゃないでしょうか。

かくいう自分はそこそこのお笑い好きなので、今回のM1について色々語りたいと思います。

素人の意見なので御容赦ください。
あと準決勝のライブビューイングは見ていません。(新鮮な気持ちで決勝を見たいので)

まずは決勝に進んだ9組を簡単に(と言いつつ長くなっているが)振り返っていきましょう。

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からし蓮根(2013年結成、決勝初進出)

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熊本弁のしゃべくり漫才からし蓮根を優勝候補にあげている人も多いですね。
自分も最終決戦の3組には入るんじゃないか⋯、あわよくば優勝かと予想しています。
まず、ツッコミのキャラの濃さは武器になります。
後述するインディアンスの方がキャラが濃いですが、からし蓮根の方が安定感があり、キャラのインパクトが薄れる2本目も高く評価されるんじゃないかと思います。
キャラ漫才は諸刃の剣です。
2004年の南海キャンディーズや2008年のオードリー、どちらも当時はダークホース&キャラが強いコンビでしたが、準優勝に終わっています。
厳密にいうとからし蓮根でキャラが強いのはボケではなくツッコミなので単純に比較はできませんが⋯
それでも、1本目のインパクトを超える2本目を出せないと、優勝は難しいということは言えるでしょう。
からし蓮根、優勝なるか。


②ミルクボーイ(2007年結成、決勝初進出)

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このコンビも最終決戦に残る可能性が高そうです。
というのも、M1の3回戦で話題になったコンビは決勝に行くというジンクスがあり、そのジンクスに乗っ取って勢いそのままに決勝へたどり着いたコンビだからです。
ネタも何本か見たことがありますが、このコンビは漫才の強いテンプレートを持っていて、M1ファイナリストのハライチに似ています。
ハライチの「○○のヤ〜ツ」漫才のように、テンプレートが既に面白い。観客にも分かりやすい。
ネタ順次第ではガッチリ観客を掴んで会場を笑いで揺らすと思います。
ただ個人的には優勝まではいかないかなと思います。
審査員っぽく言うと「すごく面白いんだけど、もうひとつ何か展開が欲しい、ひねりが欲しい」です。
(準優勝を見ていないので、決勝のネタには何か秘策があるかもしれません。超期待。)


③ぺこぱ(2008年結成、決勝初進出)

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唯一、非吉本のファイナリスト(サンミュージック所属)であるぺこぱ。
個人的にもの凄く楽しみにしています。というのも「斬新な漫才+強烈なキャラ」だからです。
言うなれば、カミナリとオードリーを足して2で割ったような⋯。言い過ぎか。
最終決戦に行く可能性は低いと思っていますが、審査員がこのコンビをどう評価するかが本当に楽しみです。
前回、霜降り明星に対するコメントでオール巨人師匠が言っていたように、最近はツッコミで笑いを取る漫才が非常に流行っています。
ツッコミ変化型漫才(カミナリや東京ホテイソンなど)のまた新たな形をぺこぱが見せてくれるでしょう。
Gyao!ワイルドカードで復活したものの、決勝進出を逃した金属バットがもし決勝に出ていたらどう評価されていたのか⋯、それと同じくらい楽しみです。
ネタ順も要注意でしょう。
できるならばなるべく正統派漫才の後に出て欲しい。その方が映える。
すゑひろがりずの後に出たらお終いですね。


④オズワルド(2014年結成、決勝初進出)
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本当にノーマークでした。なので分かりません。
GyaO!で3回戦のネタ動画がアップされていましたが、全組見たわけではありません。
(マイナーなコンビのネタも多少は確認したのですがその中にオズワルドはいませんでした)
ただ、ゆにばーすの川瀬名人曰く「完璧やったわ!」元ハリガネロックユウキロック曰く「感動した」という。
準優勝ライブビューイングの面白かったコンビアンケートでも上位に入っています。
ネタは期待できるでしょう。凄く楽しみ。


すゑひろがりず(2011年結成、決勝初進出)
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いや⋯。
決勝進出コンビの発表をGyaOで見ていたんですが、ラスト1組、「あ、まだ和牛呼ばれてないな、じゃあ和牛か」と思っていた矢先に呼ばれたのがすゑひろがりず。いや、ぶったまげたよ⋯。
ネタは3回戦のやつだけ見たことあるんですが、俺にはハマらなすぎてあまり覚えてないです。
でもそれは3回戦のネタなので。決勝にはもっと面白いネタを引っさげてくるのかもしれません。
M1決勝への楽器の持ち込みは2002年のテツandトモ以来ですね。
その時は立川談志師匠が「お前ら、ここに来るやつらじゃないよ。褒めてるんだぜ」と言いましたが⋯志らく師匠は何と言うのか⋯。それも期待。


⑥ニューヨーク(2010年結成、決勝初進出)
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たまに名前を見るコンビ。
ネタは数回見たことがあるが、そこまで面白いか?と思った。正直あまり期待していない。
ただ、ニューヨークはYouTubeチャンネルの企画が面白いのでそちらを見ましょう。
現場からは以上です。(適当すぎてゴメンなさい)
これでニューヨークが優勝したらブログ書くの辞めないとですね。


⑦インディアンス(2010年結成、決勝初進出)
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キャラがとにかく強いコンビ。
会場に爆発を起こす可能性は高い。
これもネタ順が気になるところ。
どのコンビにも言えるが、やはりトップバッターは避けたいところ。
トップバッターで最終決戦に残るのはほとんど不可能です。
2017年のゆにばーすのネタ「吉本興業」で残れない以上、たぶん無理じゃないかと思います。
前回大会で最終決戦の3組に残るためには、審査員から平均で93点を取る必要がありました。
しかし、2017年の審査員・博多大吉は「トップバッターに付ける最高点は92点が限界」と言っています。そう言って、ゆにばーすの「吉本興業」に92点をつけました。そしてその92点が審査員のゆにばーすに対する点数の中で最高点でした。
つまり、トップバッターが最終決戦に残る点数を獲得するのは相当困難なのです。
トップバッターでなければ、インディアンスが最終決戦に行く可能性はそこそこあると思います。ただ、2本目がネック。
先述のとおり、キャラのインパクトは2本目では薄れます。
インディアンスには代表的なネタが1つあります。
こないだのTHE MANZAIでやっていたやつです。
(ちなみにルミネで生で見たことある)
恐らくあれを1本目にやるんじゃないか、と思いますが⋯2本目はあるのか?
同じレベルのネタがもう1本あるとしたら⋯、期待大です。


⑧見取り図(2007結成、2年連続決勝進出。前回9位)
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2年連続決勝進出の見取り図。
前回はトップバッターということもあって残念ながら9位。
しかし、ネタは面白かった。
そもそも前回は決勝のレベルが高すぎたように思う。
正直、今回は大会のレベルが前回を超えないんじゃないか。(先述の7組が決勝初進出であるため、メンツが一新されたという面白さはあるが)
去年の見取り図は、トップバッター、「あたおか」不発、他のメンツが強すぎる、といった要因で9位になった。と思っています。
もちろんネタに改良の余地はありました。
審査員の金竜亭鶴八師匠にも「前半は新しさが無くて50点を付けてやろうかと思った」とまで言われていましたからね。
しかし、そこまで言われていてなお準決勝を突破したということは、今回は明らかに進化している、面白くなっているハズ。
前回ファイナリストのミキや和牛、トム・ブラウンを蹴落とすほどに。
かなり期待できるでしょう。
いや金流亭鶴八師匠って誰ぇーーーーー!?!?


かまいたち(結成2004年、3年連続決勝進出、ラストイヤー)
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決勝メンバーで唯一のラストイヤー。
貫禄の漫才で決勝初進出組を蹴散らし、KOCとの2冠達成なるか、期待がかかります。
個人的には、優勝⋯は無いんじゃないかと思います。
というのも、去年のネタ「タイムマシン」が面白すぎた。
あれから僅か1年の間に、バラエティに引っ張りだこで多忙な中、あれを超えるネタが作れるとは思えません。
そうなると、審査員も点数を下げざるを得ない。
「去年の方が面白かった」と判断されてしまえば、周りのレベルが低くない限り優勝はない。
これは準決勝で敗退した和牛やミキ、トム・ブラウンにも下された厳しい判断でしょう。
山内が「去年より良いネタをやる自信はないが周りがそんなにウケなければチャンスはある」と言っていましたが、これはボケのようで実は本音では⋯?
去年のM1反省会でかまいたちは「謎」という漢字1文字でM1を振り返っていました。
なぜあのネタで最終決戦に残れなかったのかが「謎」ということです。
つまり去年はそれほど自信も手応えもあった⋯。
ただ、かまいたちが優勝すればこの上なくドラマチックです。ラストイヤーでKOC2冠。三度目の正直。
知名度からして視聴者の期待も大きいでしょう。
果たして、去年を超えて優勝出来るのか。


⑩敗者復活組

95%の確率で和牛でしょう。
敗者復活は視聴者が1人あたり3組を選ぶシステム。
和牛ファンはもちろん、「とりあえず和牛を入れておくか」という視聴者は多いはず。
ミキやマヂカルラブリーといった前回ファイナリストに票が集まる可能性が大。
そこで票が分散すれば、他の組にも5%くらいはチャンスが無くはないかもしれないですね。
個人的にはラストイヤーの天竺鼠を応援していますが果たして⋯。

最後に一応予想しておきます。

優勝⋯からし蓮根
準優勝⋯ミルクボーイ
3位⋯インディアンス
4位⋯和牛

今大会は和牛、ミキ、スーマラ、ジャルジャル、カミナリといった常連組がファイナリストにいないので、誰が最終決戦に勝ち上がってもおかしくない面白さがありますね。

敗者復活組やかまいたちがトップバッターになったら大波乱でしょう。笑御籤にも注目です。


【結論】来年こそ決勝で金属バットが見たい。


それでは、明日はテレビにかじりつきましょう。